月刊よしむら農園だより 2019年5月号

PDF：よしむら農園だより2019年5月号

この時期、夏野菜の植付け準備がピークです。
作業はトラクターによる耕耘、畝作り、マルチ張りや果菜類の支柱設置など複数の作業が錯綜します。

朝はトラクターやトラックが勢ぞろいして作業開始を待ちます。
写真は作業前の様子、夏用の白いマルチ（畝の表面を覆い、雑草防止や地温の過度な上昇を抑えます）が張られた様子、害虫防止用のフェロモントラップと防蛾灯（黄色のランプ）設置の様子、果菜類の支柱設置などです。

併せて植付けも始まりました。
写真は夏レタスやオクラ、豆類の様子です。

5月の主な野菜

5月は野菜も変化の月。
春野菜に加えて初夏の味が加わってきました。よしむら農園では露地主体で多くの種類の、美味しい野菜を栽培しています。

ミックスベビーリーフ、小松菜、ほうれん草、水菜、ケール、パクチー、わさび菜、ルッコラ、スイスチャード、大根菜、リーフレタスグリーン、リーフレタスレッド、玉レタス、春キャベツ、大根、白かぶ、玉ねぎ、赤玉ねぎ、ラディッシュ、スナップエンドウ、絹さやエンドウ、紫エンドウ、サラダ空豆

食べ方のヒント

• ベビーリーフ
  人気のベビーリーフミックス。サラダにも、どのようなお料理にも合います。
• わさび菜
  特有の（マイルドな）辛みがありますが、サラダや肉料理などの付け合わせなどに適しています。
• ケール
  スムージーに最適です。サラダとしてもＯＫです。
• レタス類
  レタス本来のうま味が詰まっています。サラダは定番ですが、お鍋もお薦めです。
• 春キャベツ
  柔らかく美味しいキャベツです。サラダなどでどうぞ。
• 紫エンドウ
  サヤは赤紫色ですが、中の豆は緑色。しかしご飯と一緒に炊く豆ごはんにすると、ごはんがお赤飯のようなピンク色になる珍しいえんどう豆です。
• サラダそら豆
  生食の出来るそら豆。イタリアではチーズや白ワインと共に食されています。
• 大根
  肉質が緻密で、大変美味しい大根です。どのようなお料理でもその品質が際立ちます。

地域の紹介「麦の栽培」

よしむら農園のある丸亀市飯山（はんざん）地区は麦の栽培が盛んです。
種類は小麦と大麦、大麦は味噌や焼酎（九州へ移出）、麦茶などに使われます。写真はどちらを見ても一面「麦畑」の風景です。

5月中旬になると麦が色づき収穫時期になります。（麦秋）