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ビニールハウスの静養

ビニールハウスの静養
よしむら農園の栽培はその殆どが露地栽培で、ビニールハウスの面積は全体の5%しかありません。また、よしむら農園のビニールハウスは暖房などの設備の無い、いわゆる「虫よけ、風よけ」で、環境に負荷をかける暖房などは行っていません。主にベビーリーフ栽培や育苗などに使います。
写真はそのビニールハウスの天井部分のフィルムを外した様子です。ハウスは害虫の飛来や冬の寒さから野菜を護ってくれますが、自然の雨が振り込まないためその土はどうしても疲れてきます。勿論水やりは行いますが、人による水やりは限界が有り、自然の雨のように地中深くまで浸みわたりません。そのため地中の微生物は少なくなり、よしむら農園が常に気を配っている「土は自然に近い状態」より離れていくと考えます。そこで、一定期間天井をオープンにし、自然の雨や風に触れて静養してもらいます。十分に静養したら仕事に復帰です。人間と一緒ですね。

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