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さぬき平野で育てる有機野菜

よしむら農園は香川県・讃岐平野のほぼ中央部にある『丸亀市』にあります。北には『さぬき富士』を望み、すぐ側では『土器川(どきがわ)』が流れている素晴らしい自然の中で愛情いっぱいに野菜を育てています。

飯野山(別名:讃岐富士)
土器川香川県唯一の一級河川 土器川

次世代へのバトンタッチ

自然環境は次の世代にバトンタッチしなければなりません。
そのために私たちはできるだけ環境への負荷を少なくすることが大切だと考えています。有機農業、即ち化学農薬や化学肥料、除草剤などを使わないことは『人』に対して安全であることはもちろんですが、環境を汚さないためにも、とても大切なことです。

よしむら農園ではこのことを優先的に考えて、できることから日々の活動に取り入れています。写真は農園のすぐ東を流れている「小川」。30m先で湧き出る飲料可能な泉が水源で、私たちも休憩時間には利用しています。このような自然を次世代に引き継がねばなりません。

身土不二(しんどふじ)

現在生活している地域で、水を飲み、その季節にその地域で採れた農産物を食べることが人間にとって自然の理にかなった最も良い生き方だという意味です。

人間も自然の中の一員ですので、自然の循環に身を置く事は無理の無い自然な営みです。また、現代の問題点である環境=地球温暖化について考えれば、遠くの地域で生産された農産物をトラックなどで運べば化石燃料を消費し、二酸化炭素を余計に排出しますし(フードマイレージ)、フードマイレージが少ないといっても、近くのハウスで化石燃料を燃やして栽培するのは、やはり環境に負荷をかけます。これら点からも、化石燃料消費の少ない地元の野菜を積極的に食べることは、身土不二の実践にもなりますし、個人として地球環境に貢献できることにもなり「一石二鳥」です。

多様性

有機農業は自然の多様性そのもので成り立っています。
害虫が来ればその天敵が飛来してきます。土の中ではそれこそ数え切れない種類の微生物がそれぞれの生命のために生きています。お互いが個であると同時にお互いに関係しあってこの自然界の重要なメンバーとして生きています。

この多様性を尊重し、その上に私たちの生命も成り立っていると考えると、どうでしょうか、自然に対する考え方は大きく変わるのではないでしょうか。